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研究内容
大型電波望遠鏡を用いた観測天文学のほか、データサイエンス的見地を取り入れた新しいデータ解析手法の開発などを行なっています。
Tsukagoshi et al. 2019
大型電波望遠鏡による
星・惑星系形成の観測研究
若い恒星や惑星からくる電波を、大型の天体望遠鏡を使って観測します。
電波は宇宙空間にある冷たい物質(マイナス250度ほど)が放ちます。そのような低温物質は、恒星や惑星を作る源となる物質です。
得られた電波を詳しく解析することで、恒星や惑星の誕生史について知ることができます。
望遠鏡システムに関連した信号処理・画像処理手法の開発検証
さまざまな信号処理技術・画像処理技術を開発・応用し、データサイエンス的視点から天文学研究へのフィードバックを行います。
観測天文学は「観測データからノイズに埋もれた微弱な信号を検出する」行為です。また、装置の大型化に伴うデータ量の肥大化が進んでいることから、統計数理学や情報処理技術との融合が重要となっています。
情報処理技術により統計数理学と天文学をつなぐ架け橋となり、両研究分野に新しい観点をもたらします。
©︎ESO/B. Tafreshi
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